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日本から遠い遠い、南アフリカ・ダーバンで3年過ごし、日本に再び戻った日々のあれこれ


by tcruikong
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Antenatal Course~マタニティクラス~

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いよいよ妊娠36週を過ぎ、10ヶ月目突入。いつ産まれてもいい時期に入りました。
人の妊娠・出産は早いって言うけど、やっぱり自分のも早い!(゜□゜)

ベビは既に3.2kgあると言われ、(ま、誤差があったとしてもやはり3kg近くは
あるんだろうな、本当に誰に似たんだろう?)順調そのもので育ってます。
Dr.いわく、「このままいくと予定日には3.9kgか4kgくらいだね」だって。おいおい・・・。
検診も、月イチだったのが2週間おきになり、今や週イチになりました。

10ヶ月に入るとベビが大きくなってスペースがなくなって胎動も減るって言うけど
全然!超動きまくってるんだ。やっぱ男の子だから?!
グニュ~っと足が動く様子が外から見てもわかったり、一定間隔で動くのは
しゃっくりだーとわかったり、みんなに言われてたのはこれかー!と実感する毎日。

さて、本題。

こちら南アフリカにも「Antenatal Course[アンティナタール・コース]」と呼ばれる、
いわゆるマタニティクラスがあります。
日本と違うのは、これも検診同様、普通は夫婦(もしくはカップル)で参加すること。
病院とはまた別のクリニックで行われるもので、それもいくつかあるので自分で
選択→予約するというシステム。
つまり、普段診てもらう産婦人科医と、実際に分娩する病院、それにこの
クリニックは全てバラバラ(もちろん連携はするんだけれど)なんだよね。

私たちが選んだのは先生お薦めのMidwife(助産師)のところ。
全6回(週イチ)のコースになっていて、意外にも(←失礼?!)
きちんと教科書のようなものまで用意されてました。
毎回19h00ー21h00という時間設定も、やっぱり働いている人が
多い&夫婦揃って参加するからなんだろうなー。
メンバーは6組くらいの少人数制で、みんな予定日は1ヶ月以内と
同じ位に生まれるベビばかり。良い出会いの場です。

出産までの体の仕組み、病院に行くタイミング、妊婦の中で起こる体と心の変化
などなど、予想以上にきめ細かい講義で色々と勉強になります。
特に夫は自分で体感できない分、よかったみたい。
実際の出産シーンなんかは、かなり生々しいけど修正ナシの映像を見せて
くれます。「目を逸らさないで見るのよ!」って言われながら(笑)。
そりゃー痛いわけだよ、、こんな風になってるんだ、、((゚Д゚;))と思いましたわ。

全6回のうち、半分は夫婦で、残り半分は女性のみの参加になっていて、
女性だけの日には、具体的な陣痛逃しの練習(氷を手に乗せてやるんだ、これで
効果を体感するのだけど、効果ありで目からウロコ!)をしたり、デリケート部分の
マッサージ方法なんかも教えてくれました。それから、いきみ方についても
「無痛分娩で、もしも足に麻痺が残っていても体が覚えていられるように」ってことで
実践練習させてくれます。
今4回終わって、あとは母乳育児とお風呂の入れ方かな。

いつでも質問はしていいってなってるから、疑問に思ったことをどんどん
聞きまくる現地人たち。知らないままで次に行くってことが嫌なのね。
全体的に、旦那さんがとても積極的に質問していて全然受身じゃない感じが
とても好感が持てました。その辺が、なんとなく、日本の文化とはまだまだ
違うんだなーと。これはこちらの良い部分よね。

ここにはまだ日本人は少ないので、当然このクラスにも日本人は私たち1組だけ。
それもあって、Midwifeも割りと気にかけてくれるし、みんなも「こういうのって
日本はどうなの?」って興味を持ってくれたりして嬉しい&助かってマス。

日本語の用語ならわかることも、英語でも「こういう風にいうのか、、、。」と
知っておければ精神的にも楽だから、このクラスは参加してよかった!

それから出産後も、このMidwifeが生後一週間したらお家を訪問してくれ、
その後も”病院に行くほどではないけどちょっと不安”みたいな時にも
活躍してくれるんだ。地元ではない私にとって、このサービスはかなり有難い。

ほーっ。
何か、もうすぐなんだなぁ、、。不思議な気分。
by tcruikong | 2010-01-05 17:46 | プレママ